西海岸インテリア×プチプラキッズコーデ

2017年春に完成したマイホームについて、そしてキッズコーデのブログ。
DIYや我が家の家具などの紹介していきます☆
娘と息子のプチプラキッズコーデも。

カテゴリ: メーカーを決めるまで


見積もりを見せていただいた3日後に返事をしました。
まずはC社へお断りの電話を・・・主人が他メーカーに頼むことにしたと伝えます。
「そうですか。残念ですがD社は本当にいいメーカーなので、きっといいおうちが建つと思います。お家作りを楽しんでくださいね」
と、とてもいい言葉をいただきました。。。
建てる気のないメーカーへはさらっと断れたのですが、C社は最後まで迷ったり社長の人柄もあってか、すごく心苦しかったです( ;∀;)


次はD社へ電話。
「ありがとうございます!一緒に悔いのないお家作りをしていきましょう!」
と言っていただきました♪
そして、その日から一番近い大安の日を契約日に決め、ついに契約です。

ついに始まるお家作りにわくわくしながらモデルハウスへ。
営業さんもニコニコしながら迎えてくださいました^^

必要書類一式に記入してついに押印!
主人はとても緊張していました(笑)

その日は軽く間取りについてお話してから、次回の打合せ日を決定して帰宅しました。

帰ってからは大量にもらったメーカーの資料とインターネットやSNSを見ながら、どんな家にしたいかの創造を膨らませていました・・・


2社の見積もり結果を同じ日の午前と午後に設定。
最初にC社へ。

まずは土地です。
D社の営業さんが言っていた通り、やはり分譲地はなく古い住宅の中にポツンとひとつだけの土地しかなかったとのことでした。
値段も思ったより高く、D社に勧められた新興住宅地と変わらない、もしくは高いくらいの値段でした。
そして地震や値段のほかに、近所が同世代であること、子供たちの年代も同じようなものであることが条件だった私たち。
それを踏まえ、社長としては私たちの言うことを叶えるのであれば、やっぱりこの新興住宅地がいいんじゃないか・・・とのこと。


ということで、見つけてきてくれた土地と住宅地バージョン、ふたつの間取り図と見積もりを提出してくださいました(*´▽`*)


間取りは私たちの希望をすべて取り入れてくださり、文句のないものでした。
ただ、問題はお値段・・・
オプションなしの段階で私たちの予算ギリギリでした。
これから進めていく家づくり、オプションなしで完成するとは考えにくい・・・
間取りやイメージパースはすごく気に入りましたが、お値段が引っ掛かりつつ、お返事に1週間いただくということでC社をあとにしました。



お昼ご飯を食べに行って、次はD社です。
こちらもC社と同様2つの見積もりを。
こちらの間取りはあまり好きなものではありませんでした・・・
ただ、これは営業さんが大体で作ったものであることと、完全注文住宅なのでできないことはほぼないということを言われました。

そうなると2つを比べるポイントはひとつ。お値段です。
D社は絶対必要になるであろうオプション、諸経費も見積もりに入れてくださっていました。
私たちの当初の予算からは少し出ていましたが、出せないこともない金額。。

この時点でD社にかなり傾きつつ、1週間待ってもらうことを伝え帰宅しました。



帰ってから見積もりをふたつ並べながら家族会議。
結論が出るまで時間はかかりませんでした。
C社はやっぱりオシャレで素敵ですが、諸経費やオプションを含めると私たちには絶対に返していけない金額になってしまいます。
そんなので家を建てたって幸せではない!!ということで、D社にお願いすることに決めました^^

あとは土地です。
やっぱり津波のことや同年代のことを考えると、新興住宅地がいいよね、と考えがまとまりました。

それだけでなく、ここには駅やショッピングモール、医療ビルや銀行など、生活に必要な施設がすべて揃っています。
主人は両親ともすでに亡くなっており、私は母子家庭。
将来的に私の母を地元から呼び寄せて同居する予定でした。
同居となったとき、土地勘のない母が困らず快適に暮らせるのはやっぱりこの土地です。
車を運転できなくなっても、この住宅地の中を巡回している地域のバスがあるので大丈夫!
これが決定打となり、母にも相談して決定しました。

もうひとつの最終候補はD社。
このモデルハウスもC社と同じ住宅街の中にあり、C社のモデルハウスから歩いて3分の場所

ここも予約などは特にせず、開いていたので「すいませーん!」と声をかけて入りました。
中には事務の女性、営業の方がおられ、名刺をいただいてから案内していただきました。

外観はカントリー風のナチュラルな印象。
内装もメープルと白でまとめた優しい雰囲気のおうちでした。
何よりも引かれたのが22畳のLDK!!
すごく広々としていて、家族が集まっても圧迫感のない空間でした。

営業さんもとても明るく接しやすい方でした♪
話していると、昔主人の会社で働いていたとのこと!
共通の知り合いがいたりと、かなり親近感のわく方でした


モデルハウスの案内をしていただいた後は、和室でお話。

リビングはDVD、おもちゃ、ぬりえなど子供たちが思いっきり遊べるようになっており、事務の女性の方がつきっきりで遊んでいてくれました^^
C社と同様子供の対応は◎でした!

お話を聞いていると、何よりもD社が力を入れているのは耐震。
独自の構造で地震に本当に強い家を実現したとのこと。
耐震等級も最高のもので、地震保険も安くなるそう。
私は間取りやインテリアのことばかり想像が膨らみ頭がいっぱいだったのですが、構造第一の主人はとても興味を持ったようで、真剣に話を聞いていました。

主人が言うに構造は本当に文句なし!
私が惹かれたポイントは、その標準仕様のグレードの高さでした。

私は正直、家づくりに対して
「なんでもオプションで、最終的には最初の見積もりより何百万も上がる」
というイメージを持っていました。

それを覆したのがD社。
身長の大きな私たち夫婦は、お金がかかってもお風呂は広くとろうと考えていましたが、一番広いお風呂のサイズが標準仕様!
さらに浴室乾燥機、浴室扇風機、暖房などもすべて標準!
お風呂にはこだわりたかったのでかなり魅力的でした。


土地と間取りの希望を聞かれ、同じ条件でどれくらいの差がでるのかを比べたかったので、C社と全く同じことを答えました。
そこで土地のことでいくつか言われたことがありました。
・私たちが希望する土地には現段階で新しい分譲地がないこと。
・昔からある古い家の中に混ざること。

そして、D社が売り出し中であるその新興住宅地のこと。
この新興住宅地は高台にあり、津波被害はおそらく心配ないだろうということでした。

全く頭になかったこの住宅地。
話の中には確かになぁと思うことが多々あり、候補地が増えたのでした・・・


週末ごとにモデルハウスを回り続けて1か月。
やっと2社にまで絞ることができました。
本当にどちらの会社も施主に寄り添ういい会社でした^^

まずはC社。
C社のモデルハウスは、新興住宅地を車でぐるぐる回っているときにたまたま見つけました。
その日は平日だったこともあり、鍵は開いておらず、「ご用の際はお電話ください」の看板が出ているのみ。
電話をかけてみると今すぐ向かってくださるとのことでした。


待つこと10分、社長と奥様が到着。
とても気さくな方で、若い私たちにも丁寧に接してくださいました。
早速開けてもらい、中を見学しました。

外観、外構は正直好みのものではありませんでしたが、玄関には外から帰ってきたときにすぐ手を洗える簡易的な洗面台が。
小さな子供のいる私たちにはうれしい設備でした。 
収納もたっぷりあり、いつでもすっきりとした玄関を保てそうだなあという印象。
アパートの玄関が異様に狭く、外出から帰宅したときに家族4人+荷物で混雑することにすごくストレスを感じていたので、玄関が広いことは重要なポイントでした。

リビングにはアイアンの手すりの階段。
吹き抜けには大きな窓があって、外の光が差し込んでとても明るいリビングでした^^
主人は吹き抜けに憧れがあったようで、一目見てその家を気に入っていました。
ウォールナットとブラックで統一された、ブルックリンスタイルや男前インテリアを思わせる落ち着いた空間でした♪♪

ゆっくりと見学したあとは土地や間取りのお話を。
その間子供たちが退屈しないようにとクラフトキットやぬりえをくださり、さらに奥様が子供たちの相手をしてくれました!
そのおかげで焦ることなくゆっくりと私たちの希望を伝えられました。

マイホームを考えている人たちの中には、子連れの方も少なくないですよね。
子供への気遣いも、これから始まる長い打合せの中で大事になってくるポイントのひとつだと思います!

私たちがC社を最終候補とした理由は3つ。
①社長の人柄
②デザイン性と性能の高さ
③耐震

とにかく社長の人柄がいい!
ご近所さんにC社で建てた家が何軒かあるのですが、社長の人柄が決定打になった人は少なくありません。
それくらい思いやりのある丁寧な方でした^^

私たちがしたい間取りやデザインは完璧に叶えることができ、それなのに耐震も十分!
家のことに関して文句なしでした。

お話の中で、私たちが住みたい町の特徴や最寄の小学校など、社長が知っている情報を細かくすべて教えていただきました。
他県から嫁いできた私にとって、とてもためになる情報でした。

その日は土地探しと大体の間取り図、見積もりをお願いして帰宅しました。


地元工務店!と絞ってから、週末は毎週モデルハウス巡りをしました。
モデルハウス巡りといっても家を見て終わりではなく、その都度営業さんと予算や希望のお話をするのでけっこう時間がかかるもの。。
1日でよく回れて2件がいいところでした。(*_*;

私が住む地域には、週に1度地域の情報誌が発行されています。
美味しいご飯屋さんや注目のスポット、マイホーム情報などが主に掲載されています。
そこに工務店やデザイン事務所のモデルハウス情報が載っていたり、ニューオープンの場合は広告が入っていたので、常に新しい情報を手に入れて効率よく回っていました☆


そこでひとつ私が気になったところがありました。
そこは西海岸インテリアをコンセプトとした家を建てられる工務店。(以下B社とします)
分かりやすい料金設定で、オプションをつけたとしても余裕で予算におさまるくらいでした。

すごく楽しみにしながら予約をとり、いざ訪問。。。
B社の代表が対応してくださいました。

最初はモデルハウスの紹介から。
間取り図を見ながら、一部屋ずつこだわりポイントや使い勝手のよさなどを説明していただきました。
もともとモデルハウスや建売住宅は選択肢に入っておらず、注文住宅のみで考えていた私たち。
その旨を伝えた時点で少しテンションが下がったようでした(-_-;)
早く売ってしまいたかったのかなぁ・・・

そのあと、予算や収入、優先順位(土地、価格、デザイン、構造など・・・)のアンケート。
私たちの地域は近い将来地震が必ず来ると言われています。
いつ来るか分からない地震ですから、地震に耐えられる構造、津波から逃れられる土地は絶対条件でした。
そしてアンケートを見た代表が、薄ら笑いを浮かべながら言いました。

「土地、構造って書いてありますけど、どうせ地震や津波ですよね?(笑)じゃぁお仕事中に地震や津波が来たら?一日のうち家にいる時間って何時間です?結局はどこに建てても一緒ですよね(笑)」

それを聞いた主人がその態度と言い草に怒り、もういいです。と言ってすぐにモデルハウスを出ました。
本当に高圧的な態度でした。。



土地や構造を最優先にする理由として、命を守りたいのはもちろんです。
ですが、その時家にいなかったとしても家自体がなくなってしまったら?
住む家もなくなり、莫大なローンだけが残ってしまいます。
それってすごく怖いことじゃないですか?

もちろん自然災害に対して絶対大丈夫!と言い切れる家はないと思いますが、「あの時こうしておけば・・・」と後悔するよりはいいと思ったのです。


あとあと調べてみると、B社が売りとしているのはデザイン性。
確かにすごくオシャレで好みドンピシャでしたが、構造は私たちが求めているものではありませんでした。


「絶対ここで建てたい!」とまで思っていた私ですが、家づくりの大変さを改めて感じさせられた出来事でした。


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